2020年写真家オブ・ザ・イヤー パブロ・アルバレンガ

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© Pablo Albarenga, Uruguay, Winner, Latin America Professional Award, 2020 Sony World Photography Awards

パブロ・アルバレンガは2020年にフォトグラファー・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、ソニー・ワールド・フォトグラフィー・アワード2022の展示会で彼の作品が展示されることを嬉しく思います。

© Pablo Albarenga, Uruguay, Winner, Latin America Professional Award, 2020 Sony World Photography Awards

「Seeds of Resistance」は、鉱業や農業ビジネスによって危険にさらされている風景や領土の写真と、それを保護するために闘う活動家たちのポートレートを組み合わせた作品群です。2017年には、少なくとも207人のリーダーや環境保護活動家が、自分たちの地域を脅かすプロジェクトからコミュニティを守ろうとして殺害されました。グローバル・ウィットネスによる2018年の報告書によると、これらの事件のほとんどはブラジルで発生し、57件の暗殺が記録されていますが、そのうち80%はアマゾンを守る人々に対するものでした。アルバレンガのシリーズは、守護者と彼らの土地、つまり彼らの祖先の何百世代にもわたる聖地との絆を探求しています。写真では、物語の主人公たちが上空から、まるで自分たちの領土のために命を捧げているかのように捉えられています。

クリエイティブ部門のパブロのシリーズは、森林破壊がコミュニティや人々の破壊とどのように連動しているかを強力に視覚的に記録した素晴らしい写真集です。2020年には、総合優勝に値する素晴らしいストーリーや写真集が数多くありましたが、Seeds of Resistanceは本当に際立っていました

© Pablo Albarenga, Uruguay, Winner, Latin America Professional Award, 2020 Sony World Photography Awards

アルバレンガは受賞発表時に、受賞について次のようにコメントした。「この重要な賞には、2つの勝利があると思います。1つ目は、アマゾンの伝統的なコミュニティの物語を、自分たちの未来だけでなく、すべての人の未来のために今も闘っている人々にスポットライトを当てる機会です。私たちは、熱帯雨林の木々、酸素、そして「未発見」の種を超えて見る必要があります。2つ目は、年間最優秀写真家賞が、歴史的に外国人の目を通して語られてきた大陸であるラテンアメリカにやってきたことです。この地域のより多くの写真家が、今後も声を届け、ラテンアメリカの素晴らしいストーリーテラーのコミュニティを強化してくれることを願っています。」

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